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古代ローマから現代を読む [古代ローマから現代を読む]

本日本屋で塩野七生『ローマ人の物語 最後の努力』文庫版上中下巻を求めた。
僕は、塩野氏の作品は手元に持ちたい。
でもハードカバーを求めると、これは…大変に重い。
ただでさえ重い本が山積みになって…そのうち床の耐力を超えてしまうことが心配だ。
だから…せっかく完結した『ローマ人の物語』もようやくXIII巻を読むことができる。
まあ…読み始めたらあっという間に読み終わってしまうから…楽しみはゆっくりがいい。
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僕は初めてこのシリーズを読んだとき、まだ若き頃の共和制ローマの作りが、現代のアメリカ合衆国と如何に類似点が多いかということに驚いた。

ローマの興亡史は現代の政治や外交に対してとても深い示唆を与えてくれる。
国の作り、宗教の取扱い、外国とのつき合いや駆け引き…
また…日本のような島国では想像もつかないような外敵との戦いの歴史…それを通じて作り上げられた価値観。
これらが現代にも多く妥当している。

恐らくこれが現代の日本人にとって外交や軍事の感覚と異なるところなのだと思う。
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コメント 21

元気

こんばんは。
良い本を購入されたようす、良かったですね。
可能ならば、本の感想など、ゆっくりで良いので記事にして下さい。
とても楽しみにしています。

偶然、私も、塩野氏の本を記事にしたところです。
時代が欲しているのだと思います。
私の記事は、感想というのとは程遠い内容ですが、
塩野氏つながりということで…
トラックバックさせていただきます。お許しを。

ローマ人の物語。日本人の物語。
もちろん、時代も背景も違いますが、示唆に富むことも多いと考えています。

by 元気 (2009-08-30 00:40) 

やまがたん

本日は早朝から夜半まで仕事のため
訪問+応援のみとさせていただきます
ご訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-08-30 05:18) 

井関 太郎

まずは皆さんおはようございます。
この度の騒動では皆さんに多大なご心配をお掛けしました。
声にして僕を諫めたり励ましたりして下さった方にも
だまって見守って下さった方にも
深く感謝します。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

元気さん、おはようございます。
お友達になって下さり、ありがとう御座いました。
マキャベリ語録の記事拝見しました。
なかなか読み応えがありそうですね。

やまがたんさん、おはようございます。
いろいろと、ありがとうございました。
by 井関 太郎 (2009-08-30 10:41) 

さなえ@当ブログ女将

井関太郎さんへ

女将に就任?指名?されたばかりなのに、ちょっと旅行に行っていて、
さぼっていました。

新しいアイコン?ですか。


元気さまへ

読書は心の栄養ですよね。私は塩野さんの本、まだちょっとしか読んでいません。


やまがたんさまへ

いつもおいしそうな家庭の料理の紹介をしていらっしゃるのですね。私など、人には絶対に見せられない時があります。日々を映すということは、努力の継続・・・・すごいですね。


by さなえ@当ブログ女将 (2009-08-30 22:29) 

井関 太郎

女将、お帰り◎
アイコンは…3%くらいキュートになったかな…

by 井関 太郎 (2009-08-30 23:05) 

法典

むむっ。
また、微妙なマイナーチェンジを。

それは良いとして、「ローマ人の物語」読んでいないんですよね~。

かつて、西洋史を専門に学んだ物としてお恥ずかしい限りなのですが・・・
by 法典 (2009-08-31 00:02) 

井関 太郎

法典さん、おはようございます。
微妙でしょう。
プチ整形です。

『ローマ人の物語』は歴史書というよりは物語だと思います。
塩野氏の好みが反映していて面白いです。

それにしても…政権交代になりますね…(ため息)
by 井関 太郎 (2009-08-31 07:42) 

pandan

いつも訪問ありがとうございます。
最近本を読んでないです。
たまには読書もいいですね。
by pandan (2009-08-31 07:51) 

やまがたん

私は話を蒸し返すようなことはいたしません
色々な意見が世の中にはありますし、ブログは文章ですので
行き違いもあったりしますから・・・・
あまり気にせずに自分の思うような発言をドンドン書いていって
自分らしさを出して行っていただきたいと思います^^
ローマ帝国、その存亡もまたセンセーショナルですよね!
訪問ありがとうございました^^
( ゚∀゚)o彡°広告もランキンクも゙☆ポチッとオウエン☆
by やまがたん (2009-08-31 09:11) 

みそぎ。

nice!&コメントをありがとうございます。

本を読むのは、なかなか実行出来ずにいます。
by みそぎ。 (2009-08-31 14:01) 

井関 太郎

pandanさん、ありがとうございました。
キムチは手軽で美味しいですよね。
僕の冷蔵庫にも備えています。

やまがたんさん、ありがとうございました。
厚揚げ&茄子炒め作ってみました。
エノキも入れてなかなかでした。

みそぎさん、ありがとうございました。
本は、面白いのに出会うとはまります。
出会いまでが大変だと思います。
by 井関 太郎 (2009-08-31 22:21) 

pandan

おはようございます。
いつも訪問ありがとうございます。
by pandan (2009-09-01 08:14) 

井関 太郎

pandanさん、おはようございます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。

いま読み進んでいます。
なかなか面白くて、そして考えさせられます。
by 井関 太郎 (2009-09-02 07:54) 

井関 太郎

おはようございます。
明さん、600番のキリ番Nice!ありがとうございました。
by 井関 太郎 (2009-09-03 07:13) 

さなえ@当ブログ女将

井関太郎さんへ

実は・・・・・大分前に買って、少しだけ読んでいた「ローマ人の物語」を、
本棚から探しだしました。
ローマは一日にして成らず(上)(下)と、「レパントの海戦」の文庫本が見つかりました。

「文庫本」という携帯できる形態についても
塩野さんはお書きになっていて、
これまたおもしろいですね。

早速もう一度最初から読み始めました。

高校生の頃の図説をひっぱりだし、
それらをも合わせて、机の上に広げ、
メモ用紙に年表も書き込めるように準備しています。


by さなえ@当ブログ女将 (2009-09-03 21:41) 

井関 太郎

女将がお持ちのところは…テベレ川のほとりの七つの丘に作られた小さな都市「ローマ」が近隣のエトルリアなどと同化しながら大きく育っていくところですね。
ギリシャの排他的な性格と対照的なローマの性格が印象的ですよね。
また…王政から共和制への変遷と選挙制度などはとても興味深いですよね。
by 井関 太郎 (2009-09-03 22:36) 

さなえ@当ブログ女将

太郎さんへ

塩野さんが時折日本のことを、
振り返るようにしてコメントされるのも、なかなかおもしろいですよね。
(具体的には忘れたけれど・・・・)


そうそう、ここのエントリーがあがったときに、
最初2が見つかって、それを読んでいたんだけれど、
やっぱり1を探そうと思って、
よくよく探したらありました!

ついでにグーグルアースで七つの丘を確かめようと思ったのですが、
あまり高低差は分りませんでした。

それに、最近では写真の印がやたらに多くて、
全体像を見るときにじゃま~~~。

by さなえ@当ブログ女将 (2009-09-03 22:52) 

井関 太郎

おはようございます。
女将、塩野氏が日本を振り返るコメントといえば、文藝春秋に毎月載っている「日本へ」などですね。9月号では「ソフトパワー」がテーマでした。

僕が今抱える問題は、文庫版の1-35巻が500㎞離れた本宅にあるということです。9月や10月は帰宅できそうにないので記事を書くときに難儀しそう(^o^;)

by 井関 太郎 (2009-09-04 07:27) 

編集長 安佐達肇

そういえば何年か前の年末にフジテレビ系列で「ローマ帝国の興亡」なんて、番組をやっていましたけど、井関太郎さんの紹介の本が参考文献になっていた気がしますね。
ちなみに自分は「NETの爆弾」から改名しましたが、気軽に「編集長」と呼んでいいですよ。
アイコンに関しては自分のアイコンの方が井関太郎さんよりひどいですよ。www
なんせ、柿崎署長ですのでwww
by 編集長 安佐達肇 (2009-09-04 23:29) 

井関 太郎

編集長さん、ありがとうございました。
ようやくアイコンの人物の由来がわかりました。
『野望の王国』というのですか!

ご指摘のテレビ番組は↓でしょうか。
http://www.tbs.co.jp/program/rekishi_20080103.html
わが家(本宅)では録画して永久保存版にしています。
by 井関 太郎 (2009-09-05 09:55) 

T.N

「西ローマは傭兵のオドアケルが滅ぼしたので、志願兵制が良い」と言うアダムスミスの一節を思い出しました。

by T.N (2009-09-06 22:28) 

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